医療安全基礎講座2014

 

(専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、

歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け)

 

医療安全管理の社会人教育

 

 

 

会期: 2014618()20()

 会場: 東京大学伊藤国際学術研究センター・ホール (定数400)

 

 

主催: 国際医療リスクマネージメント学会

後援: 日本医療安全学会

     

 

 

 

 

基礎講座ホームページ

 

 

 

プログラム 

趣旨:  本基礎講座は、医療機関で安全管理を担当される方を対象に、リスク管理・危機管理に必要となる基本知識を講義します。本講座はコース制で、3日間参加申し込みのみを受け付けます。平成24年度診療報酬改定(平成22年告示第69)により、専従医療安全管理者以外に、専任医療安全管理者が医療安全対策費の対象となります。参加者には受講証明書を発行いたします。

 

受講対象者:  国際医療リスクマネージメント学会の学会員、日本医療安全学会の学会員、医療従事者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、医療リスクマネージャー、歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者、その他の医療福祉関係者。(医療機関に勤務の方)医療での職種は問いません。

 

試験は実施されません。

 

 

 

 

 

 

2014618()午前10時〜午後5

東京大学伊藤国際学術研究センター・ホール

医療安全の基礎 

 

 

 

 

受付開始 午前9

 

午前10時〜午前1030分  ガイダンス

 

 

午前1030分〜午前12  (質疑10分を含む)

医療安全の基本的考え方 –- 病院管理責任者の立場から

(講師)    木村 壮介 (国立国際医療研究センター前院長日本医療事調査機構)

木村先生は東京大学医学部をご卒業され、心臓外科の専門家

日本医療事調査機構を通じて、医療安全活動にも従事されています。

 

 

午前12時〜午後1時   昼食

 

 

午後1時〜午後150分 (質疑5分を含む)

医療事故における法的問題の基本は何か?   – 弁護士の立場から

                 (講師)   井上 清成 (医療事故弁護士、東大法学部卒)

医療側ならびに患者・遺族側に対する補償制度に関してもご意見を講義いただけます。

 

 

午後150分〜午後2時  小休憩

 

 

午後2時〜午後250分 (質疑5分を含む)

医療安全における解剖の臨床的意義

(講師)  深山 正久 (東京大学大学院医学系研究科病理学教授、日本病理学会理事長、日本医療事調査機構理事) 

 

 

午後250分〜午後3時  小休憩

 

 

午後3時〜午後5  (質疑10分を含む)

医療安全管理部門の基本的活動は何か?  - 医療事故調査の方法を含む

(講師)  井隼 彰夫 (福井大学医学部医療倫理・医療安全学教授) 

井隼先生は医療安全に長年従事し、国際的にも活躍しておられます。

 

 

午後5時  第1日目終了

 

 

 

 

 

 

 

 

2014619()午前9時〜午後5

東京大学伊藤国際学術研究センター・ホール

医療安全の制度と事例 

 

 

受付開始 午前830

        

午前9時〜午前950分  (質疑5分を含む) 

院内外の各種の医療事故情報に関する収集と活用の方法

          (講師)  新村 美佐香 (菊名記念病院医療安全管理室長)

医薬品医療機器機構、医療機能評価機構などを含む各種の関連情報の収集・活用方法について解説する。

 

 

午前950分〜午前10時  休憩

 

 

午前9時〜午前950分  (質疑5分を含む)  --医療安全教育プログラムの事例報告--

院内における医療安全教育プログラム

(講師変更) → 三上 久美子 (横浜市立みなと赤十字病院医療安全推進課課長)

    

 

 

午前1050分〜午前11時  休憩

 

 

午前11時〜午前12  (質疑5分を含む) 

チーム医療のためのコミュニケーション

(講師) 稲葉めぐみ (筑波大学附属病院総合臨床教育センター・チーム医療教育推進室コーディネーター)

        医療ミス原因の大半が臨床コミュニケーションのエラーと、いう報告が米英日から提出されています。

講師は東大教育学研究科を経て、当該推進室の要として、チーム医療に求められるコミュニケーションに関する教育プログラムを文部科学省補助事業として開発しています。

 

 

 

午前12時〜午後1時  昼食

 

 

午後1時〜午後250分  (質疑10分を含む)   --臨床科のリスクマネージメントから学ぶ--

医療機器のミス予防と医療機器事故時における危機対応のあり方 

-- 心臓血管外科医の立場から ---

(講師)    小野 稔  (東大病院心臓血管外科教授)

小野先生は天皇陛下の心臓の冠動脈バイパス手術を順天堂大教授の天野篤先生らと担当されました。

心臓血管外科の立場から臨床リスクマネージメントのあり方を講義いただけます。

 

 

午後250分〜午後3時    小休憩

 

 

午後3時〜午後350分   (質疑5分を含む)  --他分野の臨床安全から学ぶ--

歯科安全管理の概要

(講師)   深山 治久  (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科麻酔・生体管理学分野教授、歯科医療安全管理者)

 

 

午後350分〜午後4時    小休憩

 

 

午後4時〜午後5時   (質疑5分を含む)    --他分野の臨床安全から学ぶ--

医薬品安全管理の基本的考え方

                  (講師) 清野 敏一 (平成帝京大学薬学部教授、前東大病院副薬剤部長)

 

 

午後5時  2日目終了

 

 

 

 

 

 

 

 

2014620()午前9時〜午後4

東京大学伊藤国際学術研究センター・ホール

医療安全の技術 

 

 

受付開始 午前830

 

 

午前9時〜午前1050分  (質疑10分を含む) 

   医療安全に必要となるリスク管理と危機管理の心得

              (講師)    酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長)    

        

 

午前1050分〜午前11時  休憩

 

 

午前11時〜午前12時 (質疑5分を含む)     --体験事例報告--

 医療安全管理業務の現状と課題 – 管理者の心得

            (講師)  金子 恵美子 (東京女子医科大学病院医療安全対策室医療安全管理者、同看護副部長)

   医療安全の実務経験者により、医療安全を推進する際の心がけを紹介する。 

 

        

午前12時〜午後1時  昼食

 

 

午後1時〜午後150 (質疑5分を含む)    --他分野の臨床安全から学ぶ--

医療機器安全管理の基本的考え方

                  (講師)   酒井  基広 (東京女子医科大学病院臨床工学部技師長、東京都臨床工学技士会会長)

 

 

午後150分〜午後2時  小休憩

 

 

午後2時〜午後4時 (質疑5分を含む)     

医療安全のためにヒューマンエラーの基本的考え方

(講師)  山本  隆一 (東大病院医療経営政策学、東京大学大学院情報学環、准教授、前日本医療情報学会理事長)

 

 

午後4時  全コースの終了

 

 

 

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