医療安全認定臨床コミュニケーター養成実習研修会 2020年度基礎編 医療事故予防のための臨床コミュニケーションの基礎 会期 2020年7月27日(月)〜28日(火) 会場 インターネット上のTV講演会(定数なし) 主催 国際医療リスクマネージメント学会 |
プログラム
趣旨: 本教育プログラムは、高度な医療安全活動のために必要となる、医療者と患者・遺族ないし医療従事者間の臨床コミュニケーションに関する基本技術の習得を与えるものです。
本講座は2日間参加申し込みのみを受け付けます。
参加者には受講証明書を発行いたします。
また、参加者は学会認定資格「臨床コミュニケーター(基礎)」の認定試験を受験することができます。
なお、学会認定資格「臨床コミュニケーター(基礎)」は、学会認定の「高度医療安全推進者」資格制度、「高度看護安全推進者」資格制度ならびに学会認定「高度医薬品安全推進者」資格制度の必須科目でもあります。
受講対象者: 国際医療リスクマネージメント学会ならびに日本医療安全学会の学会員、医科医療安全管理者、基本的歯科医療安全管理者、リスクマネージャー、医薬品安全管理者、医療機器安全管理者、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師。
(第1日目) 2020年7月27日(月) 午前9時50分〜午後5時
午前10時 開会
午前10時〜午前12時 (講義1) 医療事故の原因としてのコミュニケーションバイアス
酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長)
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後2時 (講義2・実習) 臨床安全におけるコミュニケーションの基礎
井手口 直子 (帝京平成大学薬学部教授)
(内容) 講師は薬剤分野でのコミュニケーション能力の向上に関する様々な研究活動を行っており、その成果を踏まえた講義と実習が行われます。
午後2時〜午後2時10分 休憩
午後2時10分〜午後4時
(講義3) 患者支援センターから見た患者対応のあり方
西隈 菜穂子 (近畿大学医学部附属病院 患者支援センター 患者支援センター長)
午後4時 第1日目閉会
(第2日目) 2020年7月28日(火) 午前9時〜午後3時
午前9時〜午前12時 (講義4・実習) 医療安全のためのコミュニケーション技術
新村 美佐香 (横浜病院グルーブ医療安全推進部長、菊名記念病院医療安全管理室室長)
(内容) 米国の医療安全分野では医療事故防止のための様々なコミュニケーション技術が開発されており、その主たる方法を解説します。
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後3時 (講義5) 安全のためのチームによるコミュニケーションのあり方
石橋 明 (安全マネージメント研究所所長)
(概要) 講師は航空会社でクルーリソースマネージメント(CRM)を長年携わってきました。CRMの中心はチーム作業での良好なコミュニケーションによる安全促進です。これは今世界の航空業界のスタンダードになっています。 先生はこの経験からチーム医療での応用をお話ししただけます。
午後3時 全体閉会
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