医療安全認定臨床コミュニケーター養成実習研修会 2021年度基礎編 医療事故予防のための臨床コミュニケーションの基礎 会期 2021年8月19日(木)〜20日(金) 会場 インターネット上のTV講演会(定数なし) 主催 国際医療リスクマネージメント学会 |
プログラム
趣旨: 本教育プログラムは、高度な医療安全活動のために必要となる、医療者と患者・遺族ないし医療従事者間の臨床コミュニケーションに関する基本技術の習得を与えるものです。
本講座は2日間参加申し込みのみを受け付けます。
参加者には受講証明書を発行いたします。
また、参加者は学会認定資格「臨床コミュニケーター(基礎)」の認定試験を受験することができます。
なお、学会認定資格「臨床コミュニケーター(基礎)」は、学会認定の「高度医療安全推進者」資格制度、「高度看護安全推進者」資格制度ならびに学会認定「高度医薬品安全推進者」資格制度の必須科目でもあります。
受講対象者: 国際医療リスクマネージメント学会ならびに日本医療安全学会の学会員、医科医療安全管理者、基本的歯科医療安全管理者、リスクマネージャー、医薬品安全管理者、医療機器安全管理者、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師。
(第1日目) 2021年8月19日(木)午前10時30分〜午後4時30分
午前9時30分 ネット接続開始、参加者確認
午前10時30分〜午前12時 (講義1) 医療事故予防のためのリスクコミュニケーションとリスクガバナンス
本間 覚 (筑波大学附属病院臨床管理学教授)
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後2時20分 (講義2・実習) 医療事故予防のために必要となる臨床コミュニケーションの基本
井手口 直子 (帝京平成大学薬学部教授)
(内容) 講師は薬剤分野でのコミュニケーション能力の向上に関する様々な研究活動を行っており、その成果を踏まえた講義と実習が行われます。
午後2時30分〜午後4時30分
(シンポジウム) 医療事故予防のためのチームコミュニケーションのあり方
オルガナイザー :
三上 久美子 (横浜市立みなと赤十字病院看護副部長安全推進課課長)
(概要) 医療チームの内部におけるコミュニケーション・ミスによって、患者に甚大な事故が発生している。本シンポジウムでは、院内の多職種の演者たちが集まり、現状と今後の課題を提言します。
午後5時 第1日目閉会
(第2日目) 2021年8月20日(金) 午前9時30分〜午後4時
午前9時 ネット接続開始、参加者確認
午前9時30分〜午前12時 (講義3・実習) 医療安全のためのコミュニケーション技術 --- 米国での活動事例
新村 美佐香 (横浜病院グルーブ医療安全推進部長、菊名記念病院医療安全管理室室長)
(内容) 米国の医療安全分野では医療事故防止のための様々なコミュニケーション技術が開発されており、その主たる方法の概要を解説します。
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後1時50分 (講義4) 医療事故予防のためのインフォームドコンセントの基本
許 俊英 (東京都健康長寿医療センター・センター長、元東大病院教授)
午後2時〜午後2時50分 (講義5) 医療事故予防に必要な認知不協和と行動変容について
藤井 千枝子 (慶應義塾大学看護医療学部看護・医療統合領域教授)
午後3時〜午後4時 (講義6) 医療事故予防のための患者相談・支援のあり方
西隈 菜穂子 (近畿大学病院 患者支援センター 患者支援センター室長)
午後4時 全体閉会
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