医療安全臨床コミュニケーター実習研修2022基礎
平時における適切なコミュニケーションのあり方
ご案内
医療事故の背景には、システムとマネジメントに加え、コミュニケーションの問題が存在します。
本プログラムの目的は、医療事故を予防するために臨床でどのようなコミュニケーションの問題が存在し、予防策定をする際に様々な観点からコミュニケーションとリスクを考察できる知識と技能、態度を醸成することです。
医療、産業の発展には革新的な効用と共に、技術の開発と運用に係わる様々な不確定性(リスク)が内包されているために、それらのリスクの適切なリスクコミュニケーションが必要です。そこで、今回は2日間のプログラムの最初に「リスクコミュニケーション入門」として、大阪大学の岸本充生先生にご講演いただきます。
その他多彩なプログラムによって、本研修の受講によって、より的確な臨床コミュニケーッションで高度な安全文化を構築し、患者・家族からの納得と信頼が得られるよう、構成しました。
医療安全文化の向上には、より高度な知識と機能を有する高度医療安全推進者が不可欠です。そこで、日本医療安全学会の協力の下、学会認定「高度医療安全推進者」資格制度、「高度看護安全推進者」資格制度ならびに「高度医薬品安全推進者」資格制度における必須科目でもあります。
また、国際医療リスクマネージメント学会による学会認定「医療安全アドミニストレーター」資格制度ならび学会認定「医療安全トレーナー」資格制度における必須科目でもあります。
なお、資格が必要ない方もご参加いただけます。
多くの方のご参加をお待ちしております。
2022年3月
酒井亮二 国際医療リスクマネージメント学会理事長
井手口直子 帝京平成大学薬学部医療コミュニケーション分野教授、日本医療安全学年理事、医療安全推進機構客員教授
主催者一同
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