医療安全のための臨床コミュニケーター実習研修2024基礎
平時における適切なコミュニケーションのあり方
日米英の医療訴訟に共通してそれらの根本原因の7 割が医療従事者と患者・遺族のミスコミュニケーションであるという報告があります。臨床現場での医療安全に関する適切なコミュニケーションが全国の医療機関で必要です。
本プログラムではコミュニケ―シュン学の基本となる考え方をまず理解し、次いで医療でのコミュニケ―シュンエラーの法的な注意点を講義していただけます。
また、甚大な医療事故発生していない時、つまり平時の医療での円滑なコミュニケーションのあり方をヒューマンエラー、チーム医療の観点から講義いただきます。
更には、医療ミスに関する患者や医療者からの相談への対応のあり方をその専門家より工事していただきます、
最後に、近年欧米で健全な医療活動を支援するための実践的な取り組みである「ポジティブ心理学」の詳しい講義をしていただきます。
以上によって、医療によって、平素におけるより的確な臨床コミュニケーッション文化を構築し、患者・家族からの納得と信頼が得られるよう、構成しました。
医療安全文化の向上には、より高度な知識と機能を有する高度医療安全推進者が不可欠です。そこで、日本医療安全学会の協力の下、学会認定「高度医療安全推進者」資格制度、「高度看護安全推進者」資格制度ならびに「高度医薬品安全推進者」資格制度における必須科目でもあります。
また、国際医療リスクマネージメント学会による学会認定「医療安全アドミニストレーター」資格制度ならび学会認定「医療安全トレーナー」資格制度における必須科目でもあります。
なお、資格が必要ない方もご参加いただけます。
2024年10月
酒井亮二 国際医療リスクマネージメント学会理事長
主催者一同
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