医療安全認定臨床コミュニケータ実習研修会2017 ― クライシス・コミュニケーション編− 医療事故時の危機対応能力の向上 (統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、 歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け) 会期 2017年9月16日(土)〜17日(日) 会場 東京大学本郷キャンパス (1日の定数160名) 主催 国際医療リスクマネージメント学会 後援 日本医療安全学会 |
プログラム
趣旨: 本教育プログラムは、高度な医療安全活動のために必要となる、医療者と患者・遺族ないし医療従事者間の臨床コミュニケーションに関する最新の技術習得を与えるものです。
参加者には受講証明書を発行いたします。
本研修会により、国際医療リスクマネージメント学会認定「医療安全認定臨床コミュニケーター(クライシスガバナンス編)」資格取得の対象プログラムです。
また、本プログラムは日本医療安全学会認定「高度医療安全管理者」資格制度の必須科目ともなっています。
受講対象者: 学会員(国際医療リスクマネージメント学会、日本医療安全学会)、統括医療安全管理者、医科医療安全管理者、医療対話推進者、歯科医療安全管理者、医薬品安全管理者、医療機器安全管理者、リスクマネージャー、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、法関係者、医療事務関係者。
稲葉 80分 「医療事故時の医療機関の対応のあり方 --- 元裁判官の立場から」
クライシスコミュニケーションの講義
(第1日目) 2017年9月16日(土) 午前10時30分〜午後5時
東京大学医学教育研究棟13階第6、7セミナー室
(医療事故時の危機コミュニケーション)
入室開始 午前9時30分
午前10時30分 開会
午前10時30分〜午前12時 (講義) クライシス・コミュニケーションの基本的考え方
宇於崎 裕美 (かんえつ社代表取締役)
(概要) 先生は横浜国立大学安全工学科を卒業後、英国ケンブリッジ大学留学し、国内外の企業の危機管理広報と社員研修を行っています。
クライシスコミュニケーションに関する著書を刊行されています。
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後1時50分 (講義) 組織のためのクライシス・コミュニケーション
土屋 智子 (特定非営利活動法人 HSEリスク・シーキューブ)
午後1時50分〜午後2時 休憩
午後2時〜午後5時 (講義・実習) 医療事故発生時の対応のあり方 --- 法的立場から
井上 清成 (井上法律事務所弁護士グループ)
内容: 警察への届出の要否と捜査対応、マスコミ・ホームページへの公表の要否と記者会見等のやり方、行政への各種届出の要否と行政対応、患者遺族代理人弁護士への訴訟前対応、医療事故の認定の仕方、院内調査の手法と調査結果報告書の書き方
午後4時 第1日目閉会
(第2日目) 2017年9月17日(日) 午前9時〜午後4時
東京大学医学教育研究棟13階第6、7セミナー室
(医療事故時の院内の危機対応)
入室開始 午前8時30分>
開演 午前9時
午前9時〜午前12時
(臨床講演・実習) 医療安全管理室から見た医療事故時の臨床コミュニケーションの現状と課題
松村 由美 (京大病院医療安全管理室教授)
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後4時 (臨床講演・実習) 事象発生後対応管理(PARM)コース研修 -- 入院患者急変時対応編
永山 正雄 (国際医療福祉大学医学部教授・神経内科学・国際医療福祉大学熱海病院副院長)
横山 直司 (国際医療福祉大学熱海病院看護部長)
鈴木 高弘 (前国際医療福祉大学熱海病院薬剤係長)
午後4時 全体閉会
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