医療安全認定臨床コミュニケータ実習研修会2019 ― クライシス・コミュニケーション/クライシスガバナンス編− 医療事故時の対応のあり方 (統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、 歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け) 会期 2019年8月22日(木)〜23日(金) 会場 東京大学本郷キャンパス (1日の定数250名) 主催 国際医療リスクマネージメント学会 後援 日本医療安全学会 |
プログラム
趣旨: 本教育プログラムは、高度な医療安全活動のために必要となる、医療者と患者・遺族ないし医療従事者間の臨床コミュニケーションおよび事故に対応するガバナンスに関する最新の技術習得を与えるものです。
参加者には受講証明書を発行いたします。
本研修会により、国際医療リスクマネージメント学会認定「医療安全認定臨床コミュニケーター(クライシスコミュニケーション編)」資格取得の対象プログラムです。
また、本プログラムは日本医療安全学会認定「高度医療安全管理者」資格制度の必須科目ともなっています。
受講対象者: 学会員(国際医療リスクマネージメント学会、日本医療安全学会)、統括医療安全管理者、医科医療安全管理者、医療対話推進者、歯科医療安全管理者、医薬品安全管理者、医療機器安全管理者、リスクマネージャー、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、歯科衛生士、臨床工学技士、放射線技師、臨床検査技師、法関係者、医療事務関係者。
(第1日目) 2019年8月22日(木) 午前10時〜午後4時
東京大学医学部1号館3階大講堂
入室開始 午前9時
午前10時 開会
午前10時〜午前12時 (講義) 医療事故時のコミュニケーションのあり方
和田 仁孝 (早稲田大学大学院法務研究科教授、医療メディエーター協会代表理事)
(概要)和田先生は医療時の紛争解決を円滑にする仲介役である医療メディエーターの日本の第一人者です。
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後4時 (講義・実習) 法的観点から見た 医療事故発生時の組織対応のあり方
大磯 義一郎 (浜松医科大学医学部「医療法学」教授、医師、弁護士)
(内容) 警察への届出の要否と捜査対応、事故調査組織の作り方、マスコミ・ホームページへの公表の要否と記者会見等のやり方、行政への各種届出の要否と行政対応、患者遺族代理人弁護士への訴訟前対応、医療事故の認定の仕方、院内調査の手法と調査結果報告書の書き方、など。
午後4時 第1日目閉会
(第2日目) 2019年8月23日(金) 午前9時〜午後4時
東京大学医学部1号館3階大講堂
入室開始 午前8時30分>
開演 午前9時
午前9時〜午前12時
(臨床講演・実習) 事象発生後対応管理(PARM)コース研修
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入院患者急変時対応編
永山 正雄 (国際医療福祉大学大学院医学研究科脳神経内科学、教授)
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後4時 (臨床講演・実習) 医療者側からの患者理解と患者の心理
〜模擬患者を用いた医療面接〜
鈴木 崇代 (静岡医療コミュニケーション研究会代表)
(概要) ロールプレイ実習を取り入れた実技指導を行います。
午後4時 全体閉会
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