歯科診療安全教育セミナー2012
― 歯科医療における安全確保 −
国際予防医学リスクマネージメント連盟が主催する歯科医療安全教育セミナーも本年で6年目の開催となります。今までに開催いたしましたセミナーは多くの参加者の方々から好評を博してまいりました。今回のセミナーは11月3日(土)、4日(日)と2日間にわたり「歯科医療における安全確保」と題して開催いたします。
1日目は「医療安全の向上とヒューマンファクター」、「歯科医療における安全文化の確立」、「全身管理に必要な基礎知識と救急対応」および「歯科医療環境における感染因子と院内感染対策の実際」の4つの講演を企画いたしました。いずれの講演も歯科医療における安全確保を確立するには必要不可欠なことがらであります。
2日目にはシンポジューム「歯科医療における安全をどう確保するか」を企画いたしました。歯科医療においてはヒューマンエラーやシステムエラーに起因するインシデントは少なくありません。ハインリッヒの法則が示すようにヒヤリ、ハットを含む些細なインシデントの頻発は重大な事例発生につながるものでインシデント事例収集とその原因分析、リスク評価は歯科医療の安全確保の第一歩であります。シンポジュームでは「インシデント収集とリスク評価」、「未然防止策としてのリスク低減の方策」、「インシデント対応と再発防止策」について専門家の方々に講演ならびに討論をお願いいたしました。
2012年8月
国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問
東京医科歯科大学名誉教授
海野 雅浩
国際予防医学リスクマネージメント連盟
会長・理事長 酒井 亮二
主催者一同
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