歯科医療安全教育セミナー2012 ― 歯科医療における安全確保 ー 会期 2012年11月3日(土) 〜 11月4日(日)午前 会場 ↓ 東京大学医学部2号館本館1階小講堂 主催 国際予防医学リスクマネージメント連盟 |
(趣旨)
厚生労働省では「診療報酬の算定方法」(平成20年厚生労働省告示第59号)の規定に基づき、「基本診療料の施設基準等」(平成20年厚生労働省告示第62号)を公布し、平成20年4月1日より「歯科外来診療環境体制加算」の適用にあたり、その施設基準の一部として、「医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること」を掲げ、研修での必修科目を指定しました。本セミナーは全国の医療施設要請により、これらの指定科目のすべてを含む歯科分野での医療安全に関する基本を1日半にわたり講義するものです。参加者には受講終了証をお渡しします。
受講対象者: 学会員、歯科医師(病院歯科部門および歯科診療所(有床・無床))、歯科衛生士、歯科医療行政関係者、歯科関係の医療機材業者、歯科領域の医薬品関係者、その他
プログラム
第1日目 2012年11月3日(土)午前10時〜午後4時50分
受付開始 午前9時
各講義時間には質疑5分を含む。
午前10時 開会 海野 雅浩 (国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問、東京医科歯科大学名誉教授)
午前10時5分〜午前10時20分 (ガイダンス)
海野 雅浩
午前10時20分〜午前10時30分 休憩
午前10時30分〜午前12時 (講義) 医療安全の向上とヒューマンファクター
小松原 明哲 (早稲田大学理工学術院創造理工学部経営システム工学科教授)
午前12時〜午後1時 昼食
午後1時〜午後2時30分 (講義) 歯科医療における安全文化の確立
海野 雅浩(国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問、東京医科歯科大学名誉教授)
午後2時30分〜午後2時40分 休憩
午後2時40分〜午後3時40分 (講義) 全身管理に必要な基礎知識と救急対応
瀬尾 憲司 (新潟大学歯学部歯科麻酔学分野教授)
午後3時40分〜午後3時50時 休憩
午後3時50分〜午後4時50分 (講義)歯科医療環境における感染因子と院内感染対策の実際
佐藤 田鶴子 (日本歯科大学生命歯学部口腔外科学講座教授)
午後4時50分 第1日目終了
第2日目 2012年11月4日(日)午前9時〜午前12時
入室開始: 午前8時30分
午前9時〜午前12時 シンポジューム 「歯科医療における安全をどう確保するか」
(概要) 歯科医療におけるインシデント事例のリスク要因を分析し、未然防止および再発防止の方策を提議する。
午前9時〜午前9時40分 インシデント収集とリスク評価
高橋 俊之 (東京歯科大学総合診療科准教授 医療安全管理室長)
午前9時40分〜午前10時20分 未然防止策としてのリスク低減の方策
森崎 市治郎(大阪大学歯学部附属病院長)
午前10時20分〜午前11時 インシデント対応と再発防止策
白川哲夫(日本大学歯学部附属歯科病院長)
午前11時〜午前11時10分:休憩
午前11時10分〜午前12時 総合討論 司会:海野雅浩
午前12時 全体閉会 海野 雅浩 (国際予防医学リスクマネージメント連盟顧問、東京医科歯科大学名誉教授)
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