医薬品安全管理研修会2013 ― 医薬品事故の危機対応 − 会期 2013年11月3日(日)〜11月4日(月・祝)午前 会場 東京大学法文2号館31番教室 (定数700人) 主催 国際医療リスクマネージメント学会 |
(趣旨) 厚生労働省2007年3月26日省令により、薬局開設者はその従業員に対し、医薬品安全管理上の指定課題に関する年2回程度の教育研修会の開催を義務されました。本セミナーは、各病院薬剤部や薬局開設者による医薬品安全管理研修会に対し、基礎となる参考資料を提供するものです。参加者には2日分の受講証をお渡しします。
受講対象者: 国際医療リスクマネージメント学会の会員、医薬品安全管理者、薬剤師、医師、歯科医師、看護師、医薬品製造・輸入・販売業者、その他
プログラム
第1日目 2013年11月3日(日)
受付開始 午前9時
午前10時〜午前10時50分 PMDAでの医薬品安全に関する最新情報
本木 麻里子 (医薬品医療機器安全機構(PMDA) 安全第一部安全性情報課)
主旨: 医薬品の安全情報に関する日本政府の関連機関より講義されます。
午前10時50分〜午前11時 休憩
午前11時〜午前11時50分 医薬品事故時の危機管理における法的対応とは
井上 清成 (弁護士、東大法学部卒)
趣旨: 医薬品の調剤ミスや投薬ミスに関する法的な基本的知識について講義する。
午前11時50分〜午後1時 昼食
午後1時〜午後1時50分 特別セッション(新規薬剤・特定薬剤管理 その1)
分子標的薬(イマチニブ、ダサチニブ、ニロチニブ)の適正使用について
黒川 峰夫
(東大病院血液腫瘍内科教授)
主旨: 「特定薬剤管理指導加算」にて安全管理が必要な医薬品として指定された医薬品ないし新規薬剤の中から、当該分野における専門医によって最新医学が講義されます
午後1時50分〜午後2時 休憩
午後2時〜午後3時20分 医療事故予防のためのリスク管理と事故対応での危機管理の基本
酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長、日本医療安全学会理事長)
主旨: 医療での安全確保のために必要となるリスク管理、事故での危機対応に関する危機管理の考え方を講義します。
午後3時20分〜午後3時30分 休憩
午後3時30分〜午後4時30分 特別セッション(新規薬剤・特定薬剤管理 その2)
抗うつ薬(SSR1, SNR1, NaSSA)の適正使用について
久住 一郎 (北大病院精神科教授)
主旨: 「特定薬剤管理指導加算」にて安全管理が必要な医薬品として指定された医薬品ないし新規薬剤の中から、当該分野における専門医によって最新医学が講義されます。
1日目 閉会
第2日目 2013年11月4日(月・祝)午前
入場開始: 午前8時30分
午前9時〜午前9時50分 医薬品安全活動に関する国内外の動向
橋田 亨 (神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部長、前京大病院副薬剤部長)
午前9時50分〜午前10時 休憩
午前10時〜午前10時50分 薬剤業務におけるコミュニケーション・ミスによる医薬品事故の実態
井手口 直子 (帝京平成大学薬学部教授)
主旨: 薬剤師のコミュニケーション・エラーによって甚大な医薬品事故が発生する場合が報告されている。本講義ではその実情を報告されます。
午前10時50分〜午前11時 休憩
午前11時〜午後12時 医薬品事故の調査方法と安全対策の立案方法 - ヒューマンファクターの適用について
清野 敏一 (帝京平成大学薬学部教授、前東大病院副薬剤部長)
午前12時 全体閉会
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