医薬品安全管理教育セミナー2014春季
(日本語社会人教育プログラム)
- 医薬品の有害作用とリスク対応 -
2007年度から厚生労働省では全国の医療機関と調剤薬局において、医薬品安全管理の更なる向上を目指し、医薬品安全管理者制度や医薬品安全管理研修など様々な新らたな対策を導入しました。これらは、調剤ミスなどのヒューマンエラーによる医療事故に対応することを目的としています。
他方、医薬品安全にはその有害作用への対応も不可欠です。それらの有害作用には既知のものと未知のものがあり、どちらも薬剤師の適切な対応が肝心です。
この適切なリスク対応は、病棟薬剤師のみならず薬局とっても患者安全の観点から必須かつ重要な医療行為です。薬剤師がこの適切な対応を円滑に実施できるようになるには、関連する最新医学の基本知識を広く提供することが求められています。
以上のように、医薬品安全にはヒューマンエラーと有害作用の両面からのリスク対策が必要です。本プログラムは、新たな臨床行為が加味された今日の薬剤師の有害作用に係る業務をより安全に行うものです。
なお、本プログラムは看護師の方も広くご参加いただけます。
2014年3月
主催者一同
酒井 亮二 国際予防医学リスクマネージメント連盟会長・理事長
橋田 亨 神戸市立医療センター中央病院院長補佐、前京大病院薬剤部
清野 敏一 帝京平成大学薬学部教授、前東大病院副剤部長
その他
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