医薬品安全管理教育セミナー2014春季 ―- 医薬品の有害作用とリスク対応 ----- 2014年5月10日(土)〜11日(日)午前 東京大学法文1号館25番講堂 主催 国際医療リスクマネージメント学会 |
(趣旨) 医薬品には既知/未知の重篤有害作用が存在する場合があります。本セミナーは、薬剤師および看護師がこれらの適切な対応を円滑にするために、関連する最新医学の基本知識を提供するものです。
参加者には受講証お渡しします。
受講対象者: 国際医療リスクマネージメント学会の会員、医薬品安全管理者、薬剤師、看護師、医薬品製造・輸入・販売業者、その他
プログラム
第1日目 2014年5月10日(土)午前9時から午後4時
東京大学法文1号館25番講堂
受付開始 午前8時
午前9時 開演
午前9時〜午前12時 (臨床講義) 医薬品の循環器系への重篤な有害作用 ― そのフィジカルアセスメント、バイタルサインおよび臨床検査値の読み方
石川 義弘 (横浜市立大学医学系大学院研究科循環制御学教授)
主旨: 医薬品の循環器系への重篤な有害作用を紹介し、それらに関する臨床診断の基本知識を解説されます。
午前11時50分〜午後1時 昼食
午後1時〜午後1時50分 (事例報告) 医薬品有害作用の情報管理と病棟での介入事例 -- 東大病院薬剤部の試み
本多 秀俊 (東京大学医学部附属病院薬剤部リスクマネージャー)
主旨: 医薬品有害作用に関する医療機関内部の情報管理について東大病院の事例を紹介する。
午後1時50分〜午後2時 休憩
午後2時〜午後4時 (臨床事例) 医薬品有害作用発生時における病棟での危機対応 – 病棟看護の成功事例
主旨: 病棟薬剤師の新たな任務として、患者における医薬品の有害作用時の対応がある。この業務を行ってきた看護師の成功事例を紹介する。 (1口演30分)
山花 令子 (東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻成人看護学分野)
峰村 尚子 (太田総合病院医療安全管理部)
土屋 和子 (久里浜クリニック看護課長、医療安全担当課長)
総合討論
1日目 閉会
第2日目 2014年5月11日(日)午前9時〜12時30分
東京大学法文1号館25番講堂
入場開始: 午前8時30分
午前9時〜午前9時50分 (病棟薬剤講義) 臨床現場に存在する医薬品の有害作用モニターをどう進めるか
橋田 亨 (神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部長、院長補佐)
主旨: 臨床現場で医薬品有害作用をモニターする一元的なシステムの構築方法を解説する。
午前9時50分〜午前10時 休憩
午前10時〜午前12時30分 パネルディスカッション 「医薬品有害作用におけるパイルサインの多職種間での共有化」
主旨: 院内の多職種間で患者から収集可能な医薬品有害作用を互いに共有する効果的な方法を解明する。
座長 秋下雅弘、橋田亨
午前10時〜午前10時50分 (臨床講義) 高齢者の投薬における注意すべき有害作用とその医師-薬剤師-看護師の連携のあり方
秋下 雅弘 (東大病院老人病科教授)
(追加報告)
午前11時〜午前11時25分 薬剤師の立場から 島崎 信夫 国際親善総合病院医療安全管理者
午前11時30分〜午前11時55分 看護師の立場から 新村 美佐香 菊名記念病院医療安全管理室長
午前12時〜午前12時30分 総合討論
午前12時30分 全体閉会
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