医療機関のための災害安全教育セミナー2012 --- 震災から学ぶ大災害のリスクマネージメント --- 会期 2012年3月9日(金)〜10日(土) 会場 東京大学医学部2号館3階大講堂 (1日の定数300名) 主催 国際予防医学リスクマネージメント連盟 |
プログラム
趣旨: 本教育プログラムは、地震、津波、原発事故など各種の大災害に対して、全国の医療機関が事前に備えるべきリスク対策、および大災害時の緊急時対策がどうあるべきかを東日本大震災の事例から学習します。併せて、各種の大災害の発生メカニズムの紹介が日本を代表する各界の第一人者によって行われます。
大災害の実例およびメカニズムを知ることにより、各地の実情にあった医療機関の危機管理システムの構築を行います。
受講対象者: 学会員(国際予防医学リスクマネージメント連盟ないし日本予防医学リスクマネージメント学会)、医療機関の従事者、医療産業界関係者、マスメディア、その他。
2012年3月9日(金) 午前10時〜午後5時
(大災害のメカニズムと病院の危機管理)
受付開始 午前9時
午前10時 開会 酒井 亮二 国際予防医学リスクマネージメント連盟(URMPM)理事長
第1部 「東日本大震災における医療活動報告」
午前10時5分〜午前10時55分 石巻医療圏における東日本大震災への対応
石井 正 石巻赤十字病院
第一外科部長
午前10時55分〜午前11時5分 休憩
午前11時5分〜午前12時
座長: 島崎 修次 日本救急医療財団理事長、日本救急医学会元理事長、杏林大学名誉教授、URMPM顧問
(基調講演) 東日本大震災を考える−福島県の医科系大学のトップとして
菊地 臣一 福島県立医科大学 理事長・学長
午前12時〜午後1時 昼食
第2部 教育講演会 (1) 「大災害の発生メカニズム」
司会 酒井 亮二 (国際予防医学リスクマネージメント連盟(URMPM)理事長)
午後1時〜午後1時40分 地震の発生メカニズム
纐纈 一起 東京大学地震研究所 教授
午後1時40分〜午後2時20分 津波の発生メカニズム
佐竹 健治 東京大学地震研究所 教授
午後2時20分〜午後3時 原子力炉事故の発生メカニズム
田中 知 東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻 教授
午後3時〜午後3時10分 休憩
午後3時10分〜午後3時50分 火山の発生メカニズム
中田
節也 東京大学地震研究所 教授
午後3時50分〜午後4時30分 都市型火災の発生メカニズム
山田 常圭 東京大学大学院工学系研究科都市工学科 教授
午後4時30分〜午後4時35分 休憩
午後4時35分〜午後5時 講演 災害派遣医療チーム(DMAT)の活動とは
近藤 久禎 厚生労働省医政局災害医療対策室DMAT事務局
次長
第1日目閉会
2012年3月10日(土) 午前9時〜午後4時
(大災害に強い病院のハードとソフト)
受付開始 午前8時30分
第3部 教育講演会 (2) 「大災害での人体など被害プロセス」
午前9時〜午前10時20分 放射線の人体影響とは (質疑10分を含む)
大津留
晶 福島県立医科大学医学部放射線健康管理学
教授
午前10時20分〜午前10時30分 休憩
午前10時30分〜午前12時 地震の被害と対策 (仮) (質疑10分を含む)
目黒 公郎 東京大学生産技術研究所都市基盤安全工学国際研究センター 教授
国際予防医学リスクマネージメント連盟(URMPM)理事
午前12時〜午後1時 昼食
第4部 シンポジウム 「大災害に強い病院のハードとソフト --- 東日本大震災に学ぶ」
座長 酒井 亮二 (国際予防医学リスクマネージメント連盟(URMPM)理事長)
高津 政臣 (宮城厚生協会 坂総合病院副院長)
午後1時〜午後1時25分
被災地の医師の立場から 高津 政臣 宮城厚生協会 坂総合病院副院長
午後1時25分〜午後1時50分
被災地の歯科診療から 服部 佳功 東北大学歯学部准教授
午後1時50分〜午後2時15分
被災地の看護・感染制御 西條 美恵 石巻赤十字病院 感染管理認定看護師
午後2時15分〜午後2時40分
大災害時の法医と病院の連携 – 検案と衛生面について
藤田
眞幸 慶応大学医学部法医学 教授
国際予防医学リスクマネージメント連盟(URMPM)理事
午後2時40分〜午後2時50分 休憩
午後2時50分〜午後3時15分
医薬品供給・備蓄システムの構築 高山 和郎 東大病院薬剤部
午後3時15分〜午後3時40分
緊急時の地域医療情報システム 酒井 亮二 国際予防医学リスクマネージメント連盟(URMPM)理事長
午後3時40〜午後4時 総合討論
午後4時 全体閉会
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