院内医療事故調査教育セミナー2015 (専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、 歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け) 院内における医療事故調査方法の基本 会期: 2015年8月8日(土)〜9日(日) 会場: ↓ 東京大学安田講堂 (定数1100名) 主催: 国際医療リスクマネージメント学会 後援: 日本医療安全学会 |
プログラム (最終版)
趣旨: 厚労省では全国の医療施設に対して医療事故調査の発生時に院内における医療事故の原因調査を義務化しました。
本教育セミナーは、医療機関で安全管理業務を担当される方を対象に、院内事故調査に必要となる基本知識を講義します。本セミナーはコース制で、2日間参加申し込みのみを受け付けます。
また、本セミナーは学会認定「高度医療安全管理者」資格制度の必須科目でもあります。
参加者には受講証明書を発行いたします。
受講対象者: 国際医療リスクマネージメント学会の学会員、日本医療安全学会の学会員、医療従事者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、医療リスクマネージャー、歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者、その他の医療福祉関係者。医療での職種は問いません。
試験は実施されません。
2015年8月8日(土)午前10時〜午後4時
東京大学安田講堂
『医療事故調査の現状と課題』
受付開始 9:00
9:55 開会 長尾能雅 (名古屋大学)
10:00〜11:20 「病理解剖による死因究明の実態」
講師 深山 正久 (東京大学医学部人体病理学・病理診断学分野教授)
11:20〜11:30 小休憩
11:30〜12:30 「患者・家族の立場から 院内医療事故調査への要望」
講師 勝村 久司 (患者の立場で医療安全を考える連絡協議会世話人)
12:30〜13:30 休憩(昼食)
13:30〜14:20 「司法の観点から 院内医療事故調査制度における重要点」
講師 北野 文将 (名古屋大学医学部附属病院医療の質・安全管理部弁護士)
14:20〜14:30 小休憩
14:30〜15:20 「事故調査結果を遺族と共有するために」
講師 松村 由美 (京都大学医学部附属病院医療安全管理室病院教授)
15:20〜15:30 小休憩
15:30〜16:00 質疑応答
司会 長尾 能雅
(名古屋大学医学部附属病院医療の質・安全管理部教授、副病院長)
16:00 第1日目終了
2015年8月9日(日)午前10時〜午後5時
東京大学安田講堂
『院内医療事故調査の基本的方法』
受付開始 午前9時30分
10:00〜12:30 「医療事故調査制度の理解」
・平時からの備え
・医療事故調査支援センターに報告するか否かを判断する
・医療事故調査センターに報告する
・必要な支援を検討する
・初期段階に必要な対応
・院内事故調査委員会を設置する
講義担当 木村 壮介 (日本医療安全調査機構専務理事、中央事務局長)
南須原 康行 (北海道大学医学部附属病院医療安全管理部長、診療教授)
12:30〜13:30 休憩(昼食)
13:30〜16:30 「院内医療事故調査の実際」
・臨床経過・背景を把握する
・分析する
・再発防止策を立案する
・報告書を作成する
・調査結果を遺族に説明する
・医療事故調査・支援センターに報告書を提出する
講義担当 長尾 能雅 (名古屋大学医学部附属病院医療の質・安全管理部教授、副院長)
宮田 哲郎 (国際医療福祉大学臨床医学研究センター教授)
南須原 康行 (北海道大学医学部附属病院医療安全管理部長、診療教授)
16:30〜17:00 質疑応答 司会 長尾能雅 (名古屋大学医学部附属病院医療の質・安全管理部教授、副病院長)
17:00 全コースの終了
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