医療事故調査教育セミナー2018
(統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、 歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け) 医療事故調査の基本
会期: 2018年8月6日(月)〜7日(火) 会場: 東京大学医学部1号館3階大講堂 主催: 国際医療リスクマネージメント学会 後援: 日本医療安全学会
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プログラム (最終版)
趣旨: 厚労省では全国の医療施設に対して医療事故死亡の発生時に院内における医療事故の原因調査を義務化しました。
本教育セミナーは、医療機関で安全管理業務を担当される方を対象に、死亡事故ならびに非死亡事故に対する事故調査に必要となる基本的方法を講義します。本セミナーはコース制で、2日間参加申し込みのみを受け付けます。
また、本セミナーは学会認定「高度医療安全管理者」資格制度の必須科目でもあります。
参加者には受講証明書を発行いたします。
受講対象者: 国際医療リスクマネージメント学会の学会員、日本医療安全学会の学会員、医療従事者、統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、医療リスクマネージャー、歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者、その他の医療福祉関係者。医療での職種は問いません。
試験は実施されません。
2018年8月6日(月)午前10時〜午後4時
東京大学医学部1号館3階大番講堂
受付開始 9:00
10:00 開会
10:00-12:00 医療事故の実情と事故調査方法の概要
酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長、日本医療安全学会理事長)
死亡事故と大量の非死亡事故の概要、事故の質的原因と量的原因の調査方法の概要、リスク情報解析の方法などの関連諸分野を概説します。
12:00〜13:00 昼食
13:00-16:00 医療事故調査の進め方 --- 東京都医師会院内調査委員会WG委員長の立場から
川ア 志保理 (順天堂大学心臓外科准教授、同医療安全管理者、日本医療安全学会評議員)
(概要) 2015年10月に厚労省によって開始された院内事故調査制度は、死亡事故の事例から事故予防策を提言することを目的とします。
演者は東京都医師会において、院内死亡事故の調査の進め方を医療安全管理者・医師の立場から教育しています。今回は死亡事故と非死亡事故における事故調査の進め方を医師の立場から解説します。
16:00 第1日目終了
2018年8月7日(火)午前9時〜午後4時
東京大学医学部1号館3階大番講堂
受付開始 9:00
10:00〜12:00 医療事故の根本原因分析の方法 --ヒューマンファクター(人間工学)の立場から
小松原 明哲 (早稲田大学理工学術院
創造理工学部 経営システム工学科 人間生活工学研究室教授、日本医療安全学会評議員)
(概要) 死亡事故を含むすべての医療事故の根本原因の探索する人間工学の代表的な方法を紹介する。演者はヒューマンファクター学に関する日本の代表的研究者のお一人です。
12:00〜13:00 昼食
13:00〜16:00
院内医療事故調査の進め方 --- 弁護士の立場から
井上 清成 (弁護士、日本医療安全学会理事)
(概要) 講師は院内医療事故の方法に関する弁護士からの多数の著書を刊行しています。それらに関して講演と実習を行います。
また、冤罪への対応のあり方について講義します。
16:00 全コースの終了
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