医療事故調査教育セミナー2021
(統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、 歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け)
会期: 2021年3月11日(木)〜12日(金) 会場: ウェッブ講演会 (Zoom使用) 主催: 国際医療リスクマネージメント学会 後援: 日本医療安全学会
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プログラム
趣旨: 厚労省では全国にけるすべての医療施設に対して医療事故死亡の発生時に院内における医療事故の原因調査を義務化しました。
本教育セミナーは、医療機関で安全管理業務を担当される方を対象に、死亡事故ならびに非死亡事故に対する事故調査に必要となる基本的方法を講義します。本セミナーはコース制で、2日間参加申し込みのみを受け付けます。
また、本セミナーは学会認定「高度医療安全管理者」資格制度の必須科目でもあります。
参加者には受講証明書を発行いたします。
受講対象者: 国際医療リスクマネージメント学会の学会員、日本医療安全学会の学会員、医療従事者、統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、医療リスクマネージャー、歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者、その他の医療福祉関係者。医療での職種は問いません。
試験は実施されません。
2021年3月11日(木)午前10時〜午後5時
インターネットTV会議 (ZOOMウェブナー使用)
ネット接続開始 9:00
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10:00-10:30 医療事故・ミスの調査方法の概要
酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長)
(概要) 死亡事故と非死亡事故の概要、医療事故の質的原因と量的原因を概説します。
10:40-12:00 リスク調査とリスク分析の方法
石橋 明 (安全マネージメント研究所所長)
(概要) 平時(重大医療事故発生以前の時期)における医療ミス(ヒアリハット、インシデント)調査とその分析方法の概要を説明する。
12:00〜13:00 昼食
13:00-13:50 院内医療事故調査方法の基本
伊藤 英樹 (広島大学病院医療安全管理部部長、教授)
(概要) 2015年10月に厚労省によって開始された院内事故調査制度は、死亡事故の事例から事故予防策を提言することを目的とします。
今回は死亡事故などの重大医療事故発生時における事故調査(アクシデント調査)の進め方を医師の立場から解説します。
14:00-14:50 重大医療事故に対する事故調査の進め方 --- RCAとFMEA
新村 美佐香 (菊名記念病院医療安全管理室室長、横浜病院グループ医療安全推進部部長)
(概要)重大な医療事故発生後における原因調査方法の一部としてヒューマンファクターズの基本的手法を解説する。
15:00-15:50 重大医療事故における調査・分析の実用な進め方 --- ヒューマンファクターズの立場から
小松原 明哲 (早稲田大学理工学術院創造理工学部経営システム工学科人間生活工学研究室教授)
(概要)重大な医療事故発生後における原因調査方法であるヒューマンファクターズの効果的な活用方法を説明する。
16:00-17:00 17:30
院内医療事故調査のポイント --- 医師および弁護士の立場から
大磯 義一郎 (国立大学法人浜松医科大学医学部「医療法学」教授、日本医科大学医療管理学教授)
17:00 第1日目終了
2021年3月12日(金)午前9時〜午後3時
インターネットTV会議 (ZOOMウェブナー使用)
ネット接続開始 8:30
9:00〜9:50 重大医療事故調査で注意すべきポイント --- 法医学の立場から
藤田 眞幸 (慶應義塾大学医学部法医学教授)
10:00〜10:50 重大医療事故の調査報告書のまとめ --- 医療安全の立場から
辰元 宗人 (獨協医科大学病院
医療安全推進センター教授)
11:00〜12:00 重大医療事故の調査報告書のまとめ ---
病理医の立場から
田中 伸哉 (北海道大学医学部 腫瘍病理学教室教授)
12:00〜13:00 昼食
13:00〜13:50 重大医療事故調査の発表のポイント --- 病院管理者の立場から
鳥谷部 真一 (新潟大学医歯学総合病院 医療安全管理部長・教授/副病院長)
14:00〜15:00
重大医療事故調査の発表のポイント --- 弁護士の立場から
井上 清成 (井上法律事務所所長、弁護士)
15:00 全コースの終了
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