医療事故調査教育セミナー2022 (統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、 歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け) 会期: 2022年1月20日(木)〜21日(金) 主催: 国際医療リスクマネージメント学会 後援: 医療安全推進機構 日本医療安全学会 |
プログラム
趣旨:
厚労省では全国にけるすべての医療施設に対して医療事故死亡の発生時に院内における医療事故の原因調査を義務化しました。
本教育セミナーは、医療機関で安全管理業務を担当される方を対象に、重大事故発生時の事故調査ならびに平時の医療ミスの調査・分析の際にに必要となる基本的知識を講義します。本セミナーはコース制で、2日間参加申し込みのみを受け付けます。
また、本セミナーは学会認定「高度医療安全管理者」資格制度の必須科目でもあります。
参加者には受講証明書を発行いたします。
受講対象者:
国際医療リスクマネージメント学会の学会員、日本医療安全学会の学会員、医療従事者、統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、医療リスクマネージャー、歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者、その他の医療福祉関係者。医療での職種は問いません。
試験は実施されません。
2022年1月20日(木)午前10時〜午後5時
オンライン講演 (ZOOMウェブナー使用)
ネット接続開始 9:00
10:00-10:30 医療事故・ミスの調査方法の概要
酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長)
(概要) 死亡事故と非死亡事故の概要、医療事故の質的原因と量的原因を概説します。
10:40-12:00 リスクアセスメントの方法
酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長)
(概要) 平時(重大医療事故発生以前の時期)における医療ミス(ヒアリハット、インシデント)調査結果に対する分析方法を説明する。
12:00〜13:00 昼食
13:00-13:50 院内医療事故調査制度の基本方針について
大原 志歩 (神奈川県済生会横浜市東部病院医療安全管理室副室長)
(概要) 2015年10月に厚労省によって開始された院内事故調査制度は、死亡事故の事例から事故予防策を提言することを目的とします。その基本的考え方を紹介します。
重大院内医療事故調査のスマートな進め方はどうあるべきか
14;00-14;25 病院長の立場から -- 許 俊鋭 (東京都長寿医療センター・センター長、元東大病院教授)
14:30-14:55 医師の立場から --- 佐和 貞治 (京都府立大学副学長、教授、附属病院医療安全管理者)
15:00-15:25 病院長の立場から --四蛛@宏 (東大医科学研究所付属病院長、総括医療安全管理者、教授)
15:30-15:55 薬剤師の立場から --- 清野 敏一 (帝京平成大学薬学部教授、東大病院薬剤部元副部長)
16:00-16:25 看護師の立場から --- 新村 美佐香 (菊名記念病院医療安全管理室長、横浜病院グルーブ医療安全推進部長)
16:30-17;00 ヒューマンファクターズの立場から --- 小松原 明哲 (早稲田大学理工学院教授)
17:00 第1日目終了
2022年1月21日(金)午前9時〜午後3時
オンライン講演 (ZOOMウェブナー使用)
ネット接続開始 8:30
9:00〜9:50 重大医療事故の調査報告書のまとめ --- 病院管理者の立場から
鳥谷部 真一 (新潟大学医歯学総合病院 医療安全管理部長・教授/副病院長)
10:00〜12:00 医療事故調査制度の実践方法での注意点
川ア 志保理 (順天堂大学医学部付属病院医療安全推進部、東京都医師会医療事故調査委員)
12:00〜13:00 昼食
井上 清成 (井上法律事務所所長、弁護士)
15:00 全コースの終了
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