医療技術安全セミナー2014

 

医療機器安全管理研修会2014

医療機器安全のリスク管理

 

 

 会期 2014118()119()午前

 会場 東京大学法文1号館25番教室 (定数600)

 

 

主催 国際医療リスクマネージメント学会

     

後援 日本医療安全学会

 

 

 

 

 

医療機器安全研修会ホームページ

 

 

 

プログラム

 

趣旨:    

 

5次医療法改正(平成194月施行)、医療法施行規則および通知「医療機器に係る安全管理のための体制確保に係る運用上の留意について」(平成19330日)により、全国の医療機関における医療機器に係る安全管理のための体制確保が明記されました。それらにより、全国の医療機関は医療機器安全管理責任者を配置すること、この責任者は病院等において年2回程度の定期研修会を主催すること、更に、医療機器を取り扱う従事者に対して病院等以外の場所での医療機器の安全使用に関する研修の受講など行わせることが義務化されました。

 本セミナーは、全国の医療機関における医療機器安全管理責任者を含む医療機器取扱い従事者を対象として、特定機能病院で必須とされる医療機器の安全管理対策を含み、かつ、日本を代表する講師による各界の話題を提供するものです。医療機関における医療機器の安全管理のための基本となる参考資料得を提供し、これを基に各医療機関での医療機器安全管理等の向上に資することを目的とします。参加者には2回分の受講証明書を発行いたします。

      

   

 

受講対象者:  学会員、医療機器安全管理者、その他の医療従事者

 

医療機器安全管理者とは(厚労省通知):  医療機器に関する経験と知識の有る常勤職員で、医師、歯科医師、薬剤師、助産師、看護師、歯科衛生技師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士の資格を有する者。病院管理者との兼業はできないが、医薬品安全管理者などの役職との兼業は可。

 

 

受付開始 午前8

 

 

 

 

(1回目)   2014118() 午前9時〜午後420

東京大学法文1号館25番教室

医療機器安全の基本 

 

 

午前9時   開会

 

 

午前9時〜午前950       医療機器安全の基本 -- 予防システムと危機管理システム

                        高倉 照彦  (亀田総合病院臨床工学室)

(概要) 本院は関東方面で医療安全活動が最も優れている病院の1つであり、高度な医療機器安全活動を展開されています。

 

午前950分〜午前10  小休憩

 

 

午前10時〜午前1050    PMDAにおける医療機器安全の最近情報のまとめ

岸 亜由美   (医薬品医療機器総合機構安全第一部医療機器安全課 調査専門員)

 

 

午前1050分〜午前11  小休憩

 

 

 

午前11時〜午前1150分    医療機器ミスに対する原因の分析方法ならびに対策の立案方法について – 人間工学の立場から

松原 明哲  (早稲田大学理工学院教授、日本医療安全学会理事)

(概要) 講師は日本人間工学会認定人間工学専門家として、医療機器を含む様々な安全に関する日本を代表する工学者です。

 

 

 

午前1150分〜午後1  昼食

 

 

 

午後1時〜午後150分     ハイリスク医療における医療機器安全管理 – 新生児・小児医の立場から

                      高橋 尚人  (東大病院小児科准教授) …… 同教授の推薦講師  

(概要) 周産期、新生児を通じて小児医療は極めてリスクの高い医療であり、かつ多数の高度な医療機器を必要としている。その機器管理の責任の臨床医の立場しとて、機器安全管理の臨床的意義を講義する。

 

 

午後150分〜午後2  小休憩

 

 

午後2時〜午後420分     (パネル) 医療機器安全管理実務の現状と課題 (医療機器安全管理実務担当の立場から)

(概要)  管理指針の策定や体制の構築、保守点検計画の作成方法と実施の進め方、職員研修の進め方、閉鎖式保育器、人工呼吸器、人工心肺装置及び補助循環装置、血液浄化装置ならびに除細動装置自動体外式除細動器(AEDを除く)を含む各種の医療機器の安全管理について討議する。 

 

一人40

   

            管理指針の策定や体制の構築、職員研修の進め方

関口 敦        (埼玉医科大学国際医療センターMEサービス部)

 

            閉鎖式保育器、人工呼吸器、人工心肺装置及び補助循環装置、血液浄化装置ならびに除細動装置自動体外式除細動器(AEDを除く)を含む各種の医療機器の安全管理について

草浦 理恵   (自治医科大学附属さいたま医療センター臨床工学部)  

      

            保守点検計画の作成方法と実施の進め方   

鈴木 健一    (日本医科大学付属病院ME)     

     

総合討論 20

 

 

 

 

午後420  1日目閉会

 

 

 

 

 

 

 

 

(2回目)  2014119() 午前9時〜午12

東京大学法文1号館25番教室

医療機器安全の技術 

 

 

午前830分  

入場開始

 

 

 

 午前9時〜午前1020    放射線治療における安全管理 – 医学物理士の立場から 

                      芳賀 昭宏 (東大病院放射線安全管理部)      ……日本医学放射線学会による推薦講師   

(概要) 診療用高エネルギー放射線発生装置(直線加速器等)、診療用放射線照射装置(ガンマナイフ等)などの放射線診療での事故予防と機器安全管理の在り方を講義する。

 

 

午前1020分〜午前1030分  小休憩

 

 

午前1030分〜午前12時  医療機器安全のための臨床コーチングの基本 

                              出江 紳一 (東北大学大学院医学研究科肢体不自由学分野教授、同医工学研究科科長、日本医療安全学会理事)

(概要) 講師は国際コーチ連盟認定プロフェッショナル認定コーチの資格を有し、これまでコーチング介入に対する科学的検証を数多く行った実績があります。

 

 

午前12時   全体閉会

 

 

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