医療安全教育セミナー(実践編)2018
(日本語社会人教育プログラム)
(医療安全管理研修会)
国際医療リスクマネージメント学会を2002年にスイスにて設立し、医療の様々な分野における健康と安全の対策のあり方を検討しています。2004年からは医療安全に関する日本で最初の企画となる社会人教育プログラム「医療安全教育セミナー」を実施してきました。ご参加いただいた日本、韓国、台湾では医療安全活動が活発化しました。「医療安全教育セミナー」の英語版はロンドンなど海外でも開催してきました。
2006年から日本開催の医療安全の社会人教育プログラムは、医療安全基礎講座と医療安全教育セミナーの2本立てとなりました。基礎講座は医療安全の基本知識を届けることを目的とし、医療安全教育セミナーは実践に役立つより専門的な知識を普及することを目的としております。
今年度の医療安全教育セミナー(実践編)は「高度な患者安全第一へ」というテーマとし、現在の日本の医療安全の現場が抱えている様々な難問を幅広く取り上げ、それらの解決策を講義します。
信頼のできる安全組織のスマートな作り方、院内の犯罪対策のあり方、医療事故調査での第三者委員会の設置方法、多職種による医薬品安全、麻酔科・画像診断・高度新規医療技術といった臨床医学でのリスク管理のあり方、最先端のIT技術による医療事故予防、医療安全の地域連携のあり方、等々….. これらの話題は、今日の日本の医療安全活動の現場が抱えている深刻かつ重大な課題です。
以上から、本プログラムは医療安全の現場を大幅に改善します。
なお、医療安全文化の更なる向上には、より高度な知識と機能を有する高度医療安全管理者が不可欠です。そこで、一般社団法人・日本医療安全学会の協力の下、学会認定「高度医療安全管理者」資格制度を実施しておりますが、本プログラムはこの認定資格取得における必須科目の一部でもあります。
2018年7月
酒井 亮二 国際医療リスクマネージメント学会 (IARMM) 会長・理事長
主催者一同
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