医療安全教育セミナー(実践編)2019

 

(医療安全管理研修会)

 

高度な患者安全第一へ

 

 

 

(統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、

歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者向け)

 

 

 

918()-20() 東京大学医学部1号館3階講堂 

 

定数: 230

 

主催 国際医療リスクマネージメント学会

     

 





プログラム (最終版)

 

 

趣旨:   本プログラムは、医療機関で安全管理を担当される方を対象に、現場に即した医療安全に必要となる高度な知識を講義します。本セミナーはコース制で、3日間参加申し込みのみを受け付けます。

平成24年度診療報酬改定(平成22年告示第69)により、専従医療安全管理者以外に、専任医療安全管理者が医療安全対策費の対象となります。

また、学会認定「高度医療安全管理者」資格制度の必須科目でもあります。

参加者には受講証明書を発行いたします。

 

受講対象者:  国際医療リスクマネージメント学会の学会員、日本医療安全学会の学会員、医療従事者、統括医療安全管理者、専従医療安全管理者、専任医療安全管理者、医療リスクマネージャー、歯科医療安全管理者、医療機器安全管理者、医薬品安全管理者、その他の医療福祉関係者、その他医療機関に勤務の方(医療での職種は問いません)

 

 

試験は実施されません。

 

 

 

 

 

(1日目)   2019918() 午前10時〜午後530

会場: 東京大学医学部1号館3階講堂   

 

 

 

受付開始 午前9

開 会  午前10 

 

 

 

午前10時〜午前1030分 (ガイダンス)

 

 

午前1030分〜午前12 (講義)  「データ駆動型安全推進活動に向けて」

                    

岡田 有策 (慶應義塾大学教授)

 

午前1055分〜午前11時  小休憩

 

 

午前11時〜午前12 (講義)  医療安全のための高信頼性組織構築のポイント

海渡 健 (東京慈恵会医科大学附属病院医療安全推進室、教授、日本医療安全学会理事)

 

 

 

午前12時〜午後1時          昼食

 

 

 

午後1時〜午後150 (講義)  麻酔科領域におけるリスク管理の進め方

稲田 英一 (順天堂大学医学部麻酔科学主任教授、日本麻酔科学会理事長)

 

 

午後150分〜午後2時  小休憩

 

 

午後2時〜午後250分  (講義) 医療事故時の広報のポイント  

            許 俊鋭 (東京都健康長寿医療センター・センター長、東大病院重症心不全治療開発講座元教授、日本医療安全学会理事)

 

 

午後250分〜午後3時  小休憩

 

 

午後3時〜420     (講義) 事例に基づく医療事故での第三者委員会の適格な作り方 

-- 日本弁護士会ガイドラインによる   

井上 清成 (弁護士、日本医療安全学会理事)

 

 

午後430分〜530  (企業講演)  医療機関における防犯・セキュリティー対策

       岡本 昭彦 (セコム株式会社 企画部 担当部長)

 

 

午後530分   1日目閉会

 

 

 

 

 

 

 

(2日目)   2019919() 午前9時〜午後430

会場: 東京大学医学部1号館3階講堂 

 

 

 

受付開始 午前830

 

 

午前9時〜午前12  (シンポジウム T) 医薬品の安全な使用に関する院内での医薬品安全情報システムはどう構築するか?

 

(座長)  清野 敏一: 帝京平成大学薬学部教授、東大病院前薬剤部副部長日本医療安全学会理事

 

 

   午前9時〜午前930 患者家族の立場から

勝村 久司 (患者の立場で医療安全を考える連絡協議会世話人、日本医療安全学会理事)

 

   午前930分〜午前10時 臨床医の立場から 

           河田 健司 (藤田医科大学医学部臨床腫瘍科教授、日本医療安全学会代議員)

 

    午前10時〜午前1030分  看護師の立場から      

三上 久美子 (横浜市立みなと赤十字病院医療安全管理室、看護副部長、日本医療安全学会代議員)

 

午前1030分〜午前11  薬剤師の立場から (1)

生島 五郎  (松戸市立総合医療センター薬剤部部長、日本医療安全学会代議員)

 

午前11時〜午前1130分  薬剤師の立場から (2)

百 賢二   (東京大学医科学研究所病院、日本医療安全学会代議員)

 

午前1130分〜午前12時  総合討論 

 

 

 

午前12時〜午後1時              昼食

 

 

 

午後1時〜午後220  (講義)  医薬品の安全な使用に関する院内の他職種との連例のあり方 

小久江 伸介 (東大病院薬剤部・同医療安全対策センター)

 

午後220分〜午後230分   小休憩

 

 

午後230分〜午後320   (講義) 画像診断報告書等の確認不足に関する医療安全対策について 

佐々木 毅 (京大学大学院医学系研究科 次世代病理情報連携学講座 特任教授、日本医療安全学会代議員)

 

 

午後320分〜午後330分   小休憩

 

 

午後330分〜午後420    (講義) 高難度新規医療技術の導入にあたってのリスク管理の基本的な考え方 

           河野 浩二 (福島県立医科大消化器外科教授、高難度新規医療技術の導入にあたってのリスク管理に関する厚労省委員会委員)

 

 

午後420分〜午後430分   小休憩

 

 

午後430   2日目閉会

 

 

 

 

(3日目)   2019920() 午前9〜午後5  

会場: 東京大学医学部1号館3階講堂 

 

 

受付開始 午前830

 

 

午前9時〜午前920 (講義)  患者安全第一のための医療IT革命 

酒井 亮二 (国際医療リスクマネージメント学会理事長、日本医療安全学会理事長) 

 

 

午前920分〜午前1020分 (企業講演) 情報バリア障害を越えて

-- フィリップスの医療情報ネットワークシステムの概要 

瀧場 英彦 (フィリップ・ジャパン本社 ソリューションマネジメント部部長)

(概要) フィリップ社では病院の各種電子デバイスの情報ネットワークを一元管理している。様々な電子デバイスを連結することによって、情報受け渡し作業が削減でき、受け渡しミスも防止できると考えている。また、多職種間において患者情報の共有も可能となる。そのシステムを紹介します。

                                

 

午前1020分〜午前1030     小休憩

 

 

午前1030分〜午前12 (企業講演) 人工知能と機械学習を活用した医療機関へ提供するIBMのヘルスケアについて 

中川 茂 (日本アイ・ビー・エム株式会社 研究開発 ヘルスケア担当 シニア・テクニカル・スタッフ・メンバー)

(概要) 東京大学医科学研究所から患者安全のための人工知能の活用が可能であるとの結論を報告いただいております。IBMにて開発された人工知能によるヘルスケアシステムを事例として紹介いただき、人工知能を一般病院で利用するための基本を学習します。

 

 

午前12時〜午後1時          昼食

 

 

午後1時〜午後150 (講義)  スマート治療室について --- 未来型手術室

村垣 善浩 (東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長、教授)

(概要) 村垣先生は日本医療研究開発機構などを通じて「スマート治療室」を開発されています。これはIoTを活用して、これまで別々に稼働していた手術室内のおよそ40の医療機器を、世界で初めてネットワーク化しました。電気メスで触れると後遺症を残すおそれのある箇所を施術しようとした場合、赤色で数値が表示され、医療ミスを事前に防ぐなど、治療のリスク防止に大いに役立ちます。また、別の場所にいても、情報をリアルタイムに共有することも可能で、手術室にいないベテラン医師から、助言を受けることができるなど世界最先端の革新的な未来型手術室です。 

 

 

午後150分〜午後2           小休憩

 

 

午後1時〜午後5 (シンポジウム U) 医療安全地域ネットワークにおける各医療機関の役割 

--- 神奈川県の事例を通して 

座長:  大原 志歩 (済生会横浜市東部病院TQMセンター医療安全管理室、日本医療安全学会代議員)

遠藤 純男 (横浜新緑総合病院、副院長、日本医療安全学会代議員)

  

シンポジスト: 一人20

加算1施設の立場から:

      遠藤 純男 (横浜新緑総合病院、副院長、日本医療安全学会代議員)

        金田 昌之 (菊名記念病院 薬剤部次長、日本医療安全学会代議員)

        高橋 香織 (川崎幸病院安全管理部医療安全管理者)

湊 哲子 (戸塚共立第1病院医療安全管理室医療安全管理者、看護課長)

     小休憩 20

加算2施設の立場から:

志賀 玲子 (東芝林間病院 医療安全管理室 医療安全管理者)

沼田 美穂  (緑協和病院 医療安全管理者) 

総合討論 40

   

午後5時  全体閉会

 

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