医療安全教育セミナー2012年度冬期
(日本語社会人教育プログラム)
リスクマネージメント技術実習編
2012年度冬期の「医療安全教育セミナー」を開催いたします。
本教育プログラムは、医療現場でのミスの原因を探索し、そこから病院システムの改善策を構築するヒューマンファクターの典型的な諸技術を習得することを目的としております。
第1日目は各技術のガイダンスで、それぞれの技術の演習責任者により、第2日、第3日目における小グループ演習での基本知識が解説されます。
第2日目はFMEAとKYT、第3日目はRCAを課題とした小グループ学習が実施されます。
中でも、RCAとFMEAは英語圏の医療機関において医療安全のヒューマンファクターとして活発に導入されています。本プログラムでは、この両方法の利用をさらに簡易にするためにVTAという方法、そして、医療従事者個人のリスク感覚の向上のためのKYTについても学習します。
安全教育はすべてのミス予防の基本であり、人類の永遠の課題です。
それには、関連する知識ならびに技能に関する日々の向上が不可欠です。
2012年10月
国際医療リスクマネージメント学会
世界健康リスクマネージメントセンター
会長・理事長 酒井 亮二
主催者一同
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